映画史に残る問題作?「ファイトクラブ」描いてみた!

ファイトクラブイラストブラッドピット 似顔絵

どーもです!

 

今回イラストにしていくのは

今尚カルト的人気を誇るあの映画

ファイトクラブです!

★YouTubeにてメイキング動画を公開中!!★

最初は低評価だった?賛否両論を巻き起こした問題作『ファイトクラブ』!

1999年と言えば、「マトリックス」「シックスセンス」「ブレアウィッチプロジェクト」「アルマゲドン」など

映画の歴史の変わり目に相応しい大作中の大作が方を並べたまさに世紀末の群雄割拠状態!

そんな中に姿を現したのが今作、

『ファイトクラブ』

エドワード・ノートンブラッド・ピット主演、デヴィッドフィンチャー監督サイコスリラー作品という豪華スタッフに恵まれた今作ですが、

評論家を初め、当初はあまり評価されておらず、賞ノミネート枠にすら入っていなかったんだとか。

つまり、権威ある者たちからの評価は得られなかったそう。

興行収入的にも散々な有様で、万人に受けたとは言えない状態!

当時の評論家達から”あまりにも暴力的だ”と非難された上、

公開当初は製作費を回収できなかったそう!

それに伴って、なんと

供給会社であるフォックス重役が何人も解雇されてしまったみたいです。

(映画内で死んでいるのは一人だけなので、これは厳しすぎるような・・・!Σ( ̄□ ̄;))

しかし、そんな世相に反し『ファイトクラブ』

大多数のファンを量産し、今尚”見れば世界が変わる名作映画”として君臨することになります

 

有名なエピソードとして、

2008年に『エンパイア』という英国最大の映画雑誌にて、

読者1万人、ハリウッドの映画関係者150人、映画評論家50人を対象に

「過去最高の映画」に関するアンケート調査を行い「歴代最高の映画ランキング500」を発表した際、

『ファイト・クラブ』はなんと10位にランクイン!

さらに、同誌の最高の映画キャラクター100人に至っては、

『ファイト・クラブ』でブラット・ピットが演じたタイラー・ダーデンが1位を獲得!

 

評価されていないように見えた本作ですが、

他の映画を凌駕する快挙を成し遂げているのです!

 

実際にこの映画が好きな方は

この結果により納得出来るのではないでしょうか?

 

さて、次項ではそんなファイトクラブとはどんな映画なのかについて迫っていきましょう!

『ファイトクラブ』ってどんなお話?

まずは簡単にあらすじから。

主人公“僕”(エドワード・ノートン)は都会の自動車会社に勤務する若いサラリーマン。

リコール査定についての出張で国内をあちこち飛び回り、

その傍ら、雑誌やテレビで紹介されるようなライフスタイルに憧れて北欧製の家具を買い漁る

いわゆる典型的な消費社会の現代人

しかし、そんな理想を追い求める生活に疲れて不眠症に悩まされていた

 

そんなある日、出張時の機内でタイラー・ダーデンと名乗る自由人と出会い、

自分の生活が“物“に支配されていることに気がつく。

タイラーと意気投合してバーで酒に酔った彼は、タイラーに突然、

「俺を殴ってくれ。出来る限り思いっきりな。Hit me as hard as you can.」

とお願いされる!

戸惑う主人公だったが、タイラーの願いを聞き入れ、

慣れない手で彼を殴打!

するとタイラーが殴り返して、乱闘になる。

しかしこの時、肉体の痛みに奇妙な爽快感を覚える主人公。

 

今まで自分の回りを”モノ”で固め、そこに充足感を得ようとしてきた彼のライフスタイルが変化した気がする・・・。

殴り合いに本当の充足感を見出だした二人は、

彼らを中心に同じようなモヤモヤを抱えた人々が集う、”ファイト・クラブ”という殴り合いクラブを築いていくことに・・・。

というのが大体のあらすじです。

 

今の現代社会は少なからず消費社会。

「資産をどれだけ持っているか?」

「良いモノをどれだけもっているか?」

気にしがちになってしまいますよねー

 

 

しかし、この『ファイトクラブ』では

ブラッドピット演じる最高にカッコいいキャラクター「タイラー・ダーデン」が

それが価値観の全てになってしまうかもしれないという危険性に警鐘を鳴らし、

主人公と視聴者に自由を問いかける。

そんな作品です!

さて、次項ではそんな

世界が認めた魅力的なキャラクターである

ブラッドピット演じるタイラーダーデンについて少し深掘りしていきましょう!

最高に自由奔放で”過激な”ブラピ!タイラー・ダーデン!!

この『ファイトクラブ』のもう1人の主人公、タイラー・ダーデンが世界に投げ掛けるメッセージ

自分に自信が無いから、周りをモノで固めて自身のステータスを誇示する。
自分が何者か、それを伝える事ができない。

タイラー・ダーデン

容姿、男らしさ、リーダーシップ、鍛え抜かれた肉体、タバコを吸う仕草、

どこをとってもセクシーで自信たっぷり!

 

その反面知に長けている一面もあり、

独特な解釈と言い回しで現代社会を鋭く皮肉り、

物や人に縛られず自分のルールで自由に生きる

まさに男の理想をそのまま体現したキャラクターなのです!

 

『モノが俺たちを束縛している。全てを捨てて初めて、本当の自由を得る。』

物語の序盤、主人公とタイラーの会話シーンでのタイラーの一言。

この言葉から、主人公は生活共々変わっていくことになるのですが、

この台詞が表すように、今回ブラッドピットが演じるタイラー・ダーデンは、

“世界一過激なミニマリスト”と称されるキャラクターです!

 

ファイトクラブと同じくフィンチャー作品である『セブン』を皮切りに、

『12モンキーズ』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』など話題作に立て続けに出演し活躍するブラッドピットを

さらに押し上げたのがこのタイラーダーデンというキャラクターなのです!

当時タイラーに影響され、実際に世界各地に“ファイトクラブ”が発生する事態にまで発展したそう!

影響力半端ないですねー!Σ( ̄□ ̄;)

 

さて、今回はそんなブラッドピット演じるカリスマキャラクター

『タイラー・ダーデン』をイラストにしていきましょう!

世界一過激なミニマリスト!?タイラー・ダーデン描いてみた!

完成です!

今回はとにかくブラピをしっかり描きたいということをコンセプトに、

タイラーダーデンならではの独特な笑い方と雰囲気を出せたらなーと

試行錯誤しながらの作業でしたがいかがでしょうか??

実は描くのに1日半もかかった大作だったりします( ´∀` )

 

ブラピの笑顔の資料で丁度良いものがなかなか見つかりませんでしたからねー笑

 

と言うわけで、今回のほぼ金曜イラストSHOW!は、

名作映画「ファイト・クラブ」より『タイラー・ダーデン』描いてみた!でした!

 

まだまだ映画のイラストを描いていきますのでこうご期待!!

 

それでは!!